病院長ご挨拶

院長 納谷佳男

長浜市立湖北病院長 納谷佳男

当院は大正4年に創立され、100年を超える歴史を持つ病院で、平成22年に市町合併によって長浜市立湖北病院となりました。

長浜の北部地域において、救急患者の受け入れや、胃癌、大腸癌の内視鏡手術、泌尿器における腹腔鏡手術、腎・尿管結石の内視鏡手術、膀胱癌に対しての光力学的診断を併用した内視鏡手術などの急性期医療を担っています。

透析センターにおいては、北部地域唯一の透析施設として約60人の透析患者さんを受け入れています。血液透析患者さんのシャント血管閉塞に対して、超音波診断装置を用いた経皮的風船拡張手術(VAIVT)を行い、当院のみならず湖北地域全域および福井県嶺南地域から透析患者さんのシャントトラブルを受け入れています。

また、へき地医療拠点病院として中河内診療所、杉野診療所、金居原診療所の運営にあたり、年間約70回の巡回診療を行うとともに、余呉地域にある中之郷診療所の運営もしています。

急性期、回復期、慢性期の全てを診るケアミックス病院であるとともに、県のモデル事業として併設した介護老人保健施設や、地域包括支援センターの院内開設などを通じて医療と介護の円滑な橋渡しを行っています。

一つの大きな施設で地域医療を支える医療は、医師不足等の課題により困難となっているため、複数の医療機関が連携して、地域で医療を支える『地域包括ケアシステム』の構築が急務となっています。高度急性期医療は、市立長浜病院や長浜赤十字病院と連携しながら、北部地域唯一の病院として救急を含めた急性期医療を提供しつつ、医療介護の分野だけでなく、病院を拠点として長浜市北部地域のまちづくりや、活性化に貢献したいと考えております。

どうぞ宜しくお願い申しあげます。

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