リハビリテーション技術科
〇スタッフ
当院のリハビリテーション技術科には理学療法と作業療法、言語療法があり、理学療法士4名、作業療法士3名、言語聴覚士2名が勤務しております。
〇どのような疾患でリハビリテーションに来られているのか…
外来患者様は主に脳血管疾患の方と、骨折などの運動器に疾患のある方が受診されています。
入院患者様は脳血管疾患、運動器系疾患などの様々な疾患や、長期臥床によって引き起こされる廃用症候群に対しても、早期離床・退院を目的としてリハビリテーションを行っています。
当科の施設基準としては以下の通りです。
・脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅱ):脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)、頭部外傷、脊髄損傷、パーキンソン病など
・運動器リハビリテーション(Ⅰ): 変形性関節症、大腿骨頚部骨折、腰部脊柱管狭窄症、腱板断裂、肩関節周囲炎など
・廃用症候群リハビリテーション(Ⅱ): 様々な疾患や安静、臥床によって引き起こされた廃用症候群
〇リハビリテーションを受診するには…
リハビリテーションを受診するためには、それぞれの疾患に該当する各科にて医師の診察を受けていただき、医師によるリハビリテーションの処方を出していただいてからとなります。
外来リハビリテーションは予約をお取りになってからとなります。当科受診の際は動きやすい服装でお越しください。
〇リハビリテーションから見た障害予防の方法…
高齢者の方が足を骨折すると、入院をきっかけに認知症になったり歩けなくなってしまうこともあります。家の中でも転倒しやすい場所には手すりを取り付ける、滑らないよう工夫をするなど環境を整えて危険を防ぐことと、普段から体を鍛えて筋力をつけたり、骨を強くしておくことが大切です。
脳梗塞は後遺症が残ることが多いので、血圧や食事などの生活習慣に気をつけて予防を心がけましょう。また、リハビリが必要になった方は「自分が頑張って治す」という意識を強くもって努力してください。努力によっても障害の程度は変わってきます。私たちリハビリテーション技術科のスタッフがそのお手伝いをさせていただきます。一緒にリハビリを頑張りましょう。